こちらのコレクションは2023年に家族3人でトルコとイタリアへ旅行へ出かけた際にデザインしたシリーズとなります。その中でも、思い出を恥ずかしいくらいにはっきりと表現したこちらのリング。

それはカッパドキアで、乗馬したときの記憶。心地よい揺れだったからか、時差の疲れもあったのか、お馬さんパカパカ〜と喜んでいた娘は気がついたら夢の中でした。夫は娘を前で支えながら、往復2時間ほど馬に揺られていたせいで、尾てい骨辺りを擦りむいてしまい、私が笑いながらお尻に絆創膏を貼ってあげたことを思い出します。そんな家族とのかけがえのない記憶をこのリングを見ると鮮明に思い出せるようにとそんな想いが込められています。

しかし他人からすると"馬に親子が乗っている"ただそれだけのリング。

昔ドイツに行ったとき、空き家になった家の中の物を、全部売り物にしている不思議なお店にふらっと立ち寄ったことがあります。そこで私は一枚の写真を購入しました。それは湖で泳ぐ沢山の白鳥に囲まれている子供の写真。なんだか可愛らしくて、今でも大切に保管しておりますが、そんな風に一瞬を切り取ったその一部だけを見て気に入ってもらい、誰かの大切な記憶を知らないまま持っている。そんなワクワク感を誰かと共有できるといいなと思いました。

・こちらは【そのまま】のサイズをお選び下さい
例：指のサイズが10号の場合は10号
・指のサイズは事前にリングゲージでご確認下さい

MATERIAL ：SILVER925
※溝の部分は燻し液で黒く変色させております